キャリアジャーニーとは、入社から退職までの従業員一人ひとりが歩んでいく道のりを指しています。自身がやりたいことや目指すべき姿を実現するためには、自分のキャリアにオーナーシップをもって、自ら力を磨き、様々な機会にチャレンジしていくことが必要です。リクシルは従業員のキャリアジャーニーの道のりにおいて様々なサポートを準備しており、あらゆる世代のキャリア開発と育成を強化し、実力主義への転換を加速していきます。
従業員一人ひとりの成長を加速させることを目的とし、「将来的にチャレンジしたい仕事」という観点で、年に1度自身の考えや希望を申告するキャリア申告制度を運用しています。この制度により、従業員一人ひとりが将来のキャリアを真剣に考え、自発的にキャリアを切り拓くことを支援しています。
キャリアのオーナーは自分自身であるという考え方のもと、必要な人材を社内から見つけ出し、キャリア実現のためのチャレンジの機会を提供する「部門ニーズと従業員のやる気をマッチさせる制度」です。部門を越えたタレントの流動化を図り、組織全体の活性化に繋げます。「やりたいこと·やれること·やるべきこと」をじっくりと考え、自分のキャリア形成にチャレンジができます。部署ニーズに応じて様々なポジションを随時募集しています。
将来、リクシルでグローバルマインドを持って活躍する人材を発掘·育成することを目的として、Global Challenge Programを実施しています。公募から選ばれた従業員は、アジア·アメリカ·欧州のリクシル内の海外事業所で約1年間現地業務に就き、OJTを通じて知識·経験·実務力·適応力を高め、将来のリクシルでのキャリア形成·業績貢献へ繋げます。
従業員の学びたい意欲を全力でサポートするため、通信教育制度、eラーニング、外部公開研修、オンライン英会話などの選択教育(自己啓発)コンテンツがあります。自己啓発支援として、会社が一部費用を負担もしくは法人割引等のサポートがあります。
NEXT/NEXT2ndプログラムは、それぞれ比較的若い層、かつ次世代の経営幹部候補としての可能性を秘めた人材にフォーカスした選抜形式の人材育成プログラムです。経営層の多様化を図り、新たな視点や若いエネルギーをリクシルの持続的な成長の実現に向けた基盤づくりの一助とすることを目的としています。
NEXTは事業部長・統括部長・部長クラスの育成を、NEXT2ndは課長・GLクラスの育成を目指します。包括的なアセスメントを通してトップタレントの選抜を行い、個人別の能力開発領域を特定し、現在の実力では達成困難と思われるプロジェクトにあえて任命することでその人の劇的な成長を促す、というOJTを中心とした人材育成法により、重要な役割につくため能力開発をしていきます。
包括的なアセスメントを通して、TOPタレントの選抜、個人別の能力開発領域の特定
詳細なフィードバックに基づき、最大効率でレディネスを整えることができるストレッチアサインメントを含む、個人別能力開発計画を策定
ストレッチアサインメントな業務を開始
業務でのパフォーマンスと能力開発計画の進捗をモニタリング
重要なロールを新たにスタート
ライフステージ上の理由により、やむなく退職した従業員を再雇用する制度です。65歳未満かつ在籍期間が3年以上の正社員で、出産・育児・不妊治療、介護、結婚・配偶者転勤による転居を理由に退職し、退職時に本制度の登録を行った従業員が対象です(有効期限は登録日より5年)。従業員のキャリアを支援し、経験やスキルを長期にわたって発揮してもらうことを目的としています。
高度な専門性(技術・知識など)を有して事業活動に貢献する従業員を、中長期にわたって育成し評価するための資格制度です。2019年に創設された新たな資格制度で、13の「専門区分」が認定されています。
※2020年1月現在、約100名のエキスパートを認定。