玄関が寒くなる原因のひとつには、ドアの断熱性が低いため、熱が流出することが考えられます。玄関ドアをリフォームすると断熱性・気密性がアップし、室内の熱の流出を抑えることができます。
玄関ドアをリフォームすることで断熱性が向上し、省エネ効果で暖冷房電気代を削減できます。
機能 | 標準型[N] | 防音・断熱型[R] | |
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断面 | ![]() |
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断熱性 | 等級 | H-3 | H-4 |
熱貫流率 | 3.5[W/m2・K]以下 | 2.9[W/m2・K]以下 |
※表中の性能値は実験室で測定された性能値です。(新築枠にて測定された性能値です。)実際の建築物に取付けた状態では差異が生じることがあります。
※表中の性能値は郵便受無しの性能値です。
新しい玄関ドアに替えることで、現在の新築マンションと同等の防犯性にアップすることができます。
防犯性を高めるため、補助錠の取り付けをおすすめします。(1ドア2ロック)鎌式デッドボルトです。
鎌式デッドボルトが枠の高強度ストライクとかみ合い、こじ開けに一段と強くなります。
通常操作しやすい機構でありながら、ドライバーや針金等によるサムターン回しに対応します。
ドアとドアアイの切り欠きが掛かり合って、外部から外されにくくしました。
今までにない機構とねじ外し対応により、不正操作に対応しました。
ピッキングなどの不正解除やドリル攻撃にも高い抵抗力のあるディンプル錠。使いやすいリバーシブルタイプです。
玄関ドアの対震性能には、ドアの戸が枠に納まった面と平行方向に生ずる変形に追随する「面内変形追随性」と局部の変形に追随する「局部変形追随性」があります。枠とドアの接触を緩和し、変形を受けても軽い力(500N以下※)でドアを開けることができる性能です。
※BL基準
建物がドア枠の変形(面内変形)に対し、枠とドアの接触を緩和し、500N以下の力でドアを開けることができます。
D-3〈JIS A 4702〉
層間変位1/120時(JIS基準)、開放力500N以下(BL基準)
局部変形を受けても枠とドアの接触を緩和し、500N以下の力でドアを開けることができます。
縦枠(戸先側)中央部変位量8mm時→開放力500N以下
上枠中央部変位量4mm時→開放力500N以下(BL基準)
丁番にスプリングが内蔵された構造で、地震の衝撃を吸収。万一ドアが傾いても、開けることが可能です。
丁番が地震の衝撃によるゆがみを吸収。内蔵のスプリングが縮むことでひっかかりを最小限に抑え、ドアを開けやすくなります。
※オプションで3枚丁番[H]も製作いたします。
※製作対応寸法はW850以下となります。
対震ストライクとクリアランスの確保
対震ストライクの採用と、扉と枠のクリアランスを大きくとることにより、「面内変形追随性」および「局部変形追随性」に対応します。目板一体で意匠性にも配慮しています。
戸先枠に局部変形を受けても対震ストライクが変形を吸収し、ドアとの摩擦抵抗を緩和します。
反り止め金具
2枚丁番とすることで、吊元側に局部変形を受けても軸芯のずれを防止し、ドアの開放を妨げません。また、反り止め金具が中央の丁番に代わり、面外方向の強度を保持します。
捻る動作がなく、押す・引くだけで簡単に、扉の開け閉めができます。