災害ごとの備えと発災直後の対策
災害ごとに、備えと発災直後の対応をご紹介します。
大雪/凍結への備え
大雪は生活機能を混乱させる
雪が降る回数や量は減りつつあるものの、一度降れば大雪になる可能性があると気象庁は予測しています。雪が激しく降ると、公共交通機関が止まり、高速道路が閉鎖され、一般道も通れなくなる可能性があります。大雪が予想されたら早めに帰宅し、外出は控えましょう。
当社製品に関連するもので、大雪や凍結時の注意していただきたい点を幾つかご紹介します。
エクステリア

カーポートの補助柱の備え
片流れタイプのカーポートの場合は、補助柱(サポート柱)をつけることで、耐雪・耐風強度を向上させることができます。補助柱はオプション品です。後から補助柱を取り付けたい場合は、お近くの当社製品の取り扱い店にご相談ください。
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カーポート・テラス屋根の雪下ろし
カーポートやテラス屋根は各商品毎に耐積雪荷重が設定されています。設定されている積雪に達する前に、早めの雪下ろしを行ってください。除雪や雪下ろしは、非常に危険ですので、家族や近所の方など複数人で作業をし、また注意して作業を行ってください。
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窓・シャッター

電動シャッターの注意点
停電になると電動シャッターが閉まらなくなることがありますので、災害前には閉めておきましょう。
尚、停電時開閉機構があるシャッターもありますので、取扱説明書をご確認ください。
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トイレ

トイレの凍結対策
シャワートイレの配管内の水が凍って破損する場合があります。主な対処方法は以下の通りですが、詳しくは取扱説明書に記載されている凍結破損防止を行なってください。
- 室内を0℃以下にならないよう暖房します。
- ヒーター付便器の場合はヒーターの電源プラグをコンセントに差し込みます。また、節電機能は解除します。
- 水抜栓がある場合はシャワートイレ・ロータンク・配管の水抜きをします。
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水栓金具

水栓金具の凍結防止
- 暖房などにより室温が0℃以下にならないようにします。(屋外設置の場合、保温材を巻くことも効果があります。)
- 水栓から水を少量(毎分200ml:1分間に牛乳ビン1本程度)流しっ放しにします。
- 配管・水栓金具内の水を抜きます。水抜き方法は機種により異なります。詳しくは取扱説明書をご確認ください。
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その他製品

給湯器の凍結対策
ヒーターで給湯器内部の配管をあたためて凍結を防止しますので、給湯器の電源は抜かない様にします。(給湯器内のヒーターですので、水道配管部分の凍結防止にはなりません)
大雪/凍結が発生したら
発生直後の行動
- 災害状況を把握し、各自治体の避難指示に従う(特に高齢者や子どものいる家庭は、早い段階から自主的に避難するようにします)
- 不要不急の外出を控える
事故を防ぐために

除雪作業は2名以上で行う
積雪時の除雪作業では、屋根からの転落、水路への転落、屋根からの落雪、など注意が必要です。
なるべく2名以上で作業します。このとき、屋根からの落雪で被害にあわないよう、落雪ポイントには近づかないようにします。

耐積雪重量を意識し早めの段階で除雪を
家屋だけでなく車庫(ガレージ)も耐荷重強度以上の積雪では屋根部分の崩落の危険がありますので、初期の積雪で除雪作業を行ってください。
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水道管が凍結しても、熱湯をかけない
水道管が凍結してしまったら、自然に溶けるのを待ちましょう。
早く解凍したい場合は、露出している管や、蛇口など凍った部分にタオルを被せて、上からぬるま湯をゆっくりかけます。
熱湯をかけると水道管が破裂することがあるのでやめてください。蛇口などに直接お湯をかけたり、直火を当てたりすると破裂の危険があります。