便器内に水が
チョロチョロと流れ続ける
便器内の水が止まらない...
故障かなと思ったら

便器内に少量の水が流れ続けています。
もしかして故障でしょうか?

便器内の水の流れが正常に行われるよう、
以下のことを調整してみてください。
・タンク内の水位の調整
・凍結防止のための設定の確認
まずは、トイレ自体のしくみを理解したうえで、
ご自身の状況にあった解決策を実行してみてください。
トイレの水が流れるしくみ
トイレの水を流したり溜めたりするトイレタンクの内部には、さまざまな役割があります。


- トイレの水が流れるしくみについて
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1.水を流すしくみ
洗浄ハンドルを引くとチェーンが引っ張られ、フロートゴム玉が開き、便器内に水を排出されます。
※フロートゴム玉の代わりにフラッパー弁が採用されている機種もございます。
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2.水が溜まるしくみ
水位が下がることで、浮き玉が下に動きます。ボールタップが浮き玉の動きに連動して給水を開始します。手洗吐水口とボールタップから水が出て、足りなくなった水をタンク内に溜めます。
便器内の水が止まらないときの
3つの解決方法
解決策①
- 考えられる原因
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タンクの水位調整ができていない。
- 対処法
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タンク内の水位を確認してください。
①止水栓(元栓)を閉める。
- ハンドルがある場合
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時計回りに止水栓を回して、給水を止めてください。
- ハンドルがない場合
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止水栓を閉めて、給水を止めてください。
②タンク内の水位を確認する。
- タンク内の水がオーバーフロー菅へ流れ込んでいる場合
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調整ねじを下げる方向に回してタンク内の水位をW.L.(水位線)に合わせてください。
※これ以外のタイプの調整方法はこちらをご参照ください。
③タンク内の水位ⒶⒷに応じた対応をする。
Ⓐの場合
Ⓑの場合
解決策②
- 考えられる原因
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凍結防止のための水が流れている。
- 対処法
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- 流動ダイヤル方式の場合
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流動ダイヤルを反時計回りに回してOFF状態にしてください。
- 間欠流動方式の場合(サティスSの例)
- シャワートイレ本体内の水を3分間隔で排出し、本体内での凍結を防止し、便器部は6分間隔で便器洗浄を行い便器内の凍結を防止します。
- 間欠流動を解除するとき
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[節電]と[マッサージ]を同じタイミングで2秒以上押すことで、間欠流動を解除することができます。
※解除完了時、「ピー」という音がなります。
代表的なタイプのみ記載しています。
詳しくは取扱説明書を確認してください。
修理が必要な場合、上記処置をしても直らない場合
お買い求めの取扱い店、または下記 「LIXIL修理受付センター」に修理をご依頼ください。
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