エコカラットのテクノロジーとは

室内空間の湿度をコントロールする壁材。エコカラット。

「エコカラット」は、室内空間の湿度をコントロールする壁材です。1mmの100万分の1というサイズの無数の穴が、室内の余分な湿気を吸い、空気が乾燥してくると放出することで、肌やノドにやさしい快適な室内空間を作るサポートをします。

エコカラットの調湿機能とは

湿気を放出するときの力によって、トレーシングペーパーが「そる」現象を 生み出した。

映像で使用した紙は、トレーシングペーパーという 薄い半透明の紙で、建築の製図などに使用されている紙です。トレーシングペーパーは湿度を吸収しやすく、伸びる性質があります。

予め吸湿させたエコカラットを乾燥した空間に置くことで、放湿をはじめます。 放湿しているエコカラットの上に、切り込みを入れたトレーシングペーパーを置くと 放湿された水分をトレーシングペーパーが吸湿し、紙が伸びることで 切り込み部分が立ち上がる現象を生み出しているのです。

トレーシングペーパーが「そる」理由

乾燥させたエコカラットと吸湿させたエコカラットの比較

エコカラット開発ストーリー 日本古来の技術から

エコカラットの開発のヒントは、
日本古来の『蔵』にありました。

蔵を囲う“土壁”には、
内部の湿度を調整するという
知恵が生きており、土を素材にタイルをつくり、室内の壁材として
使えないかという着想を得ました。
それを可能にしたのは、素材となる土への飽くなきこだわりと、
100年以上にわたり伝承される
リクシルのやきもの技術だったのです。

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